今や自動車業界では、ほとんどお目にかからないコトバかも。かつては空冷式のクルマを多く、外車の場合なら旧式のVWビートル(ドイツ製空冷VWは1978年まで)やカルマンギア、ポルシェの993、911シリーズあたりが空冷エンジンを搭載していた。走行時に受ける風を利用し、直接エンジンを冷やすのだが、現在の主流となっている水冷式と比較すると、軽量かつ構造がシンプル。しかし温度管理が難しかったり、環境問題に直面し、今日ではオートバイに採用されるケースがほとんど。