ハンドルに角度がついている自転車は、ハンドルから手を離すとまっすぐ走ろうとする。これは舵が中央に戻るという復元性をもっているから。自動車でも、車軸を支える部分に角度を持たせている。ハンドルから手を離すと自転車同様の動きを見せる。「キャスター」、「キャンパー」、「トーイン」は、アライメント(サスペンションの組み付け方)の三大要素といわれ、キャスター角はフロントタイヤを横から見たときのキングピンの傾斜角をいう