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エコカーはハイブリッドからPHVへ!?

コラム (2016/08/30)

・プリウスよりカッコいい、プリウスPHV
日本におけるハイブリッドカーの代名詞としての存在感を放つクルマトヨタ「プリウス」。現在、4代目となる現行モデルは、新車販売においてもつねにトップクラスに位置する優等生だ。さらにトヨタでは、今年の冬に次期プラグインハイブリッドタイプ「プリウスPHV」を発売予定している。

このほど、同社では報道陣向けの試乗会を実施したが、これは、すでに市民権を得ている4代目プリウスとの違いを認識してもらうことを目的として行われたという。なにしろ、2車種のプラットフォームは共通、さらに部品の多くも共用している。しかしその一方で、異なる外観そして走りはプリウスと一線を画すと言う。PHV車、いわゆる「電気自動車」としての存在感をしっかりアピールすることが狙いだったと思われるが、一体、どのような差別化が図られているのだろう。

実走行によるインプレッションとして挙げられたポイントは、やはり電気(EV)自動車としての適用範囲の広さや、クルマとしての性能の部分だった。たとえば、発進時の駆動はエンジンに頼らずモーターでの走行を実現。そのまま加速を続けても、80km/h超程度までEV走行を続けるという。これを裏付けるように、同社の車両チーフエンジニアは「活用シーンのうち、80%以上はEV走行でカバーすることができる」と説明している。もちろん、使用環境の違いなどもあり、一概にこの説明がそのまま当てはまるかどうかは、また別の話としてとらえなければならないだろう。しかし、EV走行だけで最高速度が135km/hに達するようになり、また1度の充電によるEV走行は最大で60kmにまで伸びたこともあり、プリウスとの差別化をより明確化しようという強い意気込みが感じられるのは言うまでもない。

その一環として特筆すべきことのひとつに、デザインを挙げるべきだろう。正直なところ、4代目プリウス以上の「美形」である。プリウスと比べてみても、精悍さがあり、スタイリッシュなイメージが先行する。最新のテクノロジーを搭載するエコ車両ながら、外観のインパクトもあり、「見た目」も車両選択肢のひとつであるということを改めて気付かされることとなった。

・WEBサイトは、よりシンプルに、よりストレートに
トヨタ自動車が開設した新型プリウスPHVサイト(http://toyota.jp/new_priusphv/)を見ると、ハイブリッドとの違いをシンプルに説いた内容が豊富に掲載されており、もはや、PHV車が特別なものではないということをアピールしているのがよく伝わってくる。太陽光を走るエネルギーに変えるためのソーラールーフを搭載し、駆動用バッテリーに充電するというシステム(メーカーオプション)は、量産車としては世界初だし、先述の60kmEV走行距離は、従来型の26.4kmをはるかに超え、飛躍的な進化を実現させている。つまり、プラグインハイブリッドと言いつつも、クルマが走行するという作業のほとんどを電気でまかなうところまで進歩しているのだ。 現時点で、価格は公表されていないが、多くは現行モデルよりもやや低めの設定になるのでは、という予想がされている。かつて、プリウスがエコカーの代表格として瞬く間に地位を確立したのと同じように、PHV車両が、次世代のエコカーとして広く消費者に受け入れられる日も、そう遠くはないようだ。



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