F1ドイツGP、ハミルトンが逆転勝利！

モータースポーツ情報 （2016/08/01）

今シーズン第12戦を迎えたF1GP。舞台はドイツ･ホッケンハイムリンク。昨年はニュルブルクリンクでの一戦が中止となり、最終的にドイツGPは休止となった。今年は2年ぶりにドイツGPが開催される。
予選アタックでは、Q1、Q2とメルセデスがトップ2を独占。ルイス･ハミルトンが両セッションでトップタイムを叩きだした。
だが、Q3に入ると二コ･ロズベルグがハミルトンを上回るタイムをマーク。前戦に続き、ポールポジションを手にした。
一方、2台揃ってQ3への進出を果たしたホンダエンジン搭載のマクラーレンだったが、今回は不発に終わり、ジェイソン･バトンが12番手、そしてフェルナンド･アロンソが14番手止まりだった。

・F1第12戦ドイツ 予選結果（TOP６）
1 6 N.ロズベルグ（メルセデス）1'14''363
2 44 L.ハミルトン（メルセデス）1'14''470
3 3 D.リカルド（レッドブル）1'14''726
4 33 M.フェルスタッペン（レッドブル）1'14''834
5 7 K.ライコネン（フェラーリ）1'15.142
6 5 S.ベッテル（フェラーリ）1'15''315

12 22 J.バトン（マクラーレン）1'15''909
14 14 F.アロンソ（マクラーレン）1'16''041


迎えた決勝は、前日まで快調だったポールシッターのロズベルグが、あろうことか、スタートに失敗。横にいた僚友に先行を許した。
レースは、トップのハミルトンに、予選4番手のフェルスタッペンが2位へと浮上。以下、リカルド、ロズベルグ、ベッテルと続いた。
逃げるハミルトンに対し、ロズベルグは2度目のピットインで前方車両とのアンフェアなバトルが5秒追加のペナルティの対象となり、後退を強いられた。
盤石なレース運びを続けたトップのハミルトン。後方のリカルドとの差も一時は縮まったが、攻防戦までには至らず。7月中のレースを全勝利で飾るという快走ぶりを披露した。
なお、マクラーレン勢はバトンは8位入賞を達成。アロンソは12位に終わっている。

・F1第12戦ドイツ 決勝結果（TOP６）
1 44 L.ハミルトン（メルセデス）1H30'44.200
2 3 D.リカルド（レッドブル）+6.996
3 33 M.フェルスタッペン（レッドブル）+13.413
4 6 N.ロズベルグ（メルセデス）+15.845
5 5 S.ベッテル（フェラーリ）+32.570
6 7 K.ライコネン（フェラーリ）+37.023

8 22 J.バトン（マクラーレン）+1Lap
12 14 F.アロンソ（マクラーレン）+1Lap