F1バーレーンGP、ロズベルグが開幕2連勝を飾る

モータースポーツ情報 （2016/04/06）

早くも第2戦を迎えたF1GP。舞台はバーレーン。今回は初戦のオーストラリアGPで大クラッシュを喫したフェルナンド･アロンソ（マクラーレン）にドクターストップがかかり、
その代役をストフェル・バンドーンが務めることになった。
バンドーンはレースウィークの木曜日まで、日本でのスーパーフォーミュラ公式テストに参加していたが、その日の深夜便で移動。
バーレーンで念願のF1デビューを果たすことになった。
一方、開幕戦から導入された「時限ノックアウト方式」の新フォーマットは、今回も継続。
最後のQ3では、暫定で二コ･ロズベルグ（メルセデス）が最速タイムをマーク、今季初となるポールポジションを狙ったが、
最後に僚友のルイス･ハミルトンが逆転。開幕戦に続き、トップからスタートを切る。

・F1第2戦バーレーン 予選結果（TOP６）
1 44 L.ハミルトン（メルセデス）1'29''493
2 6 N.ロズベルグ（メルセデス）1'29''897
3 5 S.ベッテル（フェラーリ）1'30''065
4 7 K.ライコネン（フェラーリ）1'30''244
5 3 D.リカルド（レッドブル）1'30''854
6 77 V.ボッタス（ウイリアムズ ）1'31''153

12 47 S.バンドーン（マクラーレン）1'31''934
14 22 J.バトン（マクラーレン）1'31''998

迎えた決勝。去年同様に現地の夕刻にスタートを切る「トワイライト･レース」で実施された。
しかし、スタート前からエンジントラブルにより、予選3位のベッテルが戦線離脱するなど、落ち着きのない展開となった。
その中で、ポールからスタートしたハミルトンも出遅れ、一方でロズベルグが手堅く戦いをまとめたことで、開幕戦に次いで勝利し、2勝目を飾っている。
マクラーレンは、アロンソの代役としてF1デビューレースを迎えたバンドーンが快走。10位でフィニッシュする大躍進を見せている。

・F1第2戦バーレーン 決勝結果（TOP６）
1 6 N.ロズベルグ（メルセデス）57周
2 7 K.ライコネン（フェラーリ）+10.282
3 44 L.ハミルトン（メルセデス）+30.148
4 3 D.リカルド（レッドブル）+1'02.494
5 8 R.グロージャン（ハース）+1'18.299
6 33 M.フェルスタッペン（トロロッソ）+1'20.929

10 47 S.バンドーン（マクラーレン）+1L
R 22 J.バトン（マクラーレン）DNF