さて、これまで紹介してきた内容を理解してもらえば、「こういう時はこうしたらいいんじゃない?」などといった オリジナルアイデアも数多く出てきたはず。そのアイデアが正解かどうか実践していくのも、楽しくECOドライブを おこなううえで重要なファクターだ。では、ここでGTNETからそうした応用技をふたつほど提案しておこう。ただし、 道路状況などによっては逆効果となるものもあるので、臨機応変かつ安全第一で使い分けてみて欲しい。
<急がば回れで燃費を稼げ>
不要なペダル操作のないスムーズな走りが燃費に影響することは説明したが、これはルートチョイスでもサポート出来る。 たとえば信号や曲がり角の少ないルート、渋滞の少ないルート、アップダウンの少ないルート……といった具合だ。多少遠 回りになっても、燃費のいいルートはあるはずだぞ。
<車間距離と広範囲な状況把握>
市街地などでは脇道やコンビニからの合流しようとしたクルマなどで予期せぬブレーキを踏むことも多いだろう。実はこうし たブレーキの後に不要な加速を強いられることが、燃費悪化のもととなる。車間距離を適切にとっていれば、前走車の停車 にもあわてず対処でき、周辺状況も事前に把握できるので、燃費も良く安定したドライビングが可能になる。
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