2024年シーズンのSUPER GTにGT500クラスから参戦するトムスが新たなチーム体制を発表した。
GT500クラスに2台体制での参戦を続ける同チームだが、昨年、No.36 TGR TEAM au TOM'Sが坪井翔と宮田莉朋によって戴冠。
宮田はFIA-F2およびELMS(ヨーロピアンル・マンシリーズ)に参戦、WEC(世界耐久選手権)ではリザーブドライバーを担うために渡欧。
抜けた穴を山下健太が務めることとなった。
坪井と山下は、かつてトムスからF3に参戦していた”僚友”。山下は別チームでSUPER GTのGT500チャンピオンの経験もあることから、王者のふたりがタッグを組んで、連覇を目指すことになる。
一方、No.37 TGR TEAM Deloitte TOM'Sのドライバーは、去年同様に笹原右京選手とジュリアーノ・アレジ選手がコンビを継続。
しかしながら、チーム監督として新たにミハエル・クルム氏が加入する。
クルム氏は長らく日産のアンバサダーを務めていたが、もともと来日直後はトムスでF3に参戦、全日本GT選手権やツーリングカー選手権でもトムスから出場していたことから、
古巣での監督を務めることになった。
・ニュースリリース
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