2月21日から2日間、三重・鈴鹿サーキットにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式テストが行なわれているが、その中で、レースをプロモートする日本レースプロモーション(JRP)が記者会見を開催した。
その会見の中で、今シーズン途中から、車両に搭載する燃料をカーボンニュートラルフューエル(CNF)に変更する可能性があることを示唆した。
現時点では市販のガソリンを使用しているが、各サーキット内の施設で販売されているものを購入する。
スーパーフォーミュラでは、2021年から「SF NEXT50プロジェクト」に着手。
装着するヨコハマタイヤのワンメイクタイヤは、サスティナブル素材を含んだものであり、また、ボディカウルにおいても、麻素材を用いたものを一部使用しているなど、カーボンニュートラル実施に取り組んでおり、燃料もそのプロジェクトのひとつ。
ただ、燃料に関しては参戦チームへのコスト増が懸念されているだけに、上野JRP社長は、「導入時期をしっかりと見極めたい」としている。
|