トヨタ、2024年シーズン国内トップカテゴリーの体制発表

モータースポーツ情報 （2023/12/13）

TOYOTA GAZOO Racing（TGR）が早くも2024年の国内モータースポーツ参戦体制を発表した。
これによると、全日本スーパーフォーミュラ選手権およびSUPER GTの各チーム体制において変化が見られる。
まず、スーパーフォーミュラでは6チーム･11台が引き続きエントリーするが、うち4チーム･5台のドライバーラインアップが変わっている。
特筆すべきは、昨シーズンまでホンダ系チームから参戦していた、大湯都史樹と福住仁嶺の移籍。
福住はTGR TEAM ENEOS ROOKIEに、そして大湯は VERTEX PARTNERS CERUMO･INGINGへと移籍した。
一方、ITOCHU ENEX TEAM IMPULは、平川亮、関口雄飛両選手がチームを離れることとなり、
2023年FIA F2王者、そして2024年もザウバーのF1チームでリザーブドライバーを務めるテオ･プルシェールと
ベテランの国本雄資という新たな布陣となった。
また、F2への参戦で渡欧した宮田莉朋のシートには、セルモから移籍した坪井翔が収まる。
一方、SUPER GTも昨年同様6台が参戦することに変わりはないが、3チームのドライバー編成が新しくなった。
36号車では、宮田が抜けたあとを山下健太が埋めることに。
その山下が在籍していた14号車には、ホンダから移籍した福住が収まることになった。
また、今シーズンをもってGTを引退した立川祐路に代わって38号車のステアリングを握るのは、大湯。
ベテラン石浦とのコンビネーションに注目が集まりそうだ。
各カテゴリーのチーム体制は以下のとおり。

【全日本スーパーフォーミュラ選手権】
No.3 山下健太 KONDO RACING
No.4 小高一斗 KONDO RACING
No.7 小林可夢偉 Kids com Team KCMG
No.8 福住仁嶺 Kids com Team KCMG
No.14 大嶋和也 docomo business ROOKIE
No.19 テオ･プルシェール ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
No.20 国本雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
No.36 坪井翔 VANTELIN TEAM TOM’S
No.37 笹原右京 VANTELIN TEAM TOM’S
No.38 阪口晴南 VERTEX PARTNERS CERUMO･INGING
No.39 大湯都史樹 VERTEX PARTNERS CERUMO･INGING

【SUPER GT】
No.14 ENEOS X PRIME GR Supra（大嶋和也／福住仁嶺）
No.19 WedsSport ADVAN GR Supra（国本雄資／阪口晴南）No.36 au TOM’S GR Supra（坪井翔／山下健太）
No.37 Deloitte TOM’S GR Supra（笹原右京／ジュリアーノ･アレジ）
No.38 KeePer CERUMO GR Supra（石浦宏明／大湯都史樹）
No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra（関口雄飛／中山雄一）