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ホンダ、埼玉・寄居工場をEV関係の旗艦工場に

自動車業界情報 (2017/10/13)

このほどホンダでは、埼玉県にある同社の寄居工場に、電気自動車をはじめ、電動車両関係の機能を集約することを明らかにした。
現在、狭山工場で稼働中の機能も寄居へと移動し、集約化を図る。
同社では、「2030年に世界販売台数のおよそ3分の2を電動車両にする」ことを目指しているが、これは全体の販売台数の中で、EV比率が15~20%になることを意味する。
これまでは、ハイブリッド車と燃料電池車だった開発の軸足が、EVおよびプラグインハイブリッド(PHEV)へと移ることになる。
同社は2016年10月、「EV開発室」なるものを栃木県の本田技術研究所内に設置。Bセグメントの小型EVをメインに開発を進めている。
小型車専用のEV車用プラットフォームを使って開発された車両が、フランクフルトモーターショーでコンセプト車「Urban EV Concept」としてお披露目された。
なおこれは、2019年後半に欧州で発売する量産EVのベースになる車両と言われている。
イメージとしてはホンダの小型車「Jazz(日本名:フィット)」で、同車比で100mm短い約3900mmになるという。



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