F1第10戦ハンガリーGP、予選3位のベッテルが今季2勝目

モータースポーツ情報 （2015/07/27）

F1第10戦ハンガリーGPが7月25～26日、ハンガリーのハンガロリンクサーキットにて開催された。
まず予選のポールポジションを前回イギリスGPに続いてメルセデスのルイス･ハミルトンが奪取。今季9度目、自身通算47回目の獲得を果たした。ハミルトンに続いたのは、これまた前回同様僚友N.ロズベルグ。3位にはフェラーリのS.ベッテルがつけた。

・F1第10戦ハンガリーGP
予選結果（TOP6）
１．No.44 L.ハミルトン（メルセデス）1'22.020
２．No. 6 N.ロズベルグ（メルセデス）1'22.595
３．No. 5 S.ベッテル（フェラーリ）1'22.739
４．No. 3 D.リカルド（レッドブル）1'22.774
５．No. 7 K.ライコネン（フェラーリ）1'23.020
６．No.77 V.ボッタス（ウイリアムズ）1'23.222

15. No.14 F.アロンソ（マクラーレン）1'24.563
16. No.22 J.バトン（マクラーレン）1'24.739

翌日の決勝。70周にわたる戦いは、まずオープニングラップでひと波乱、ここでホールショットを奪取したのが予選3位スタートのベッテルだった。
これに予選5位の僚友ライコネンが続き、予選トップ1－2だったメルセデスの2台のうち、
予選2位のロズベルグが3番手で追随することとなった。一方、ハミルトンはコースオフの末に大きく後退してしまう。
一方でレース折り返しを過ぎ、1台がクラッシュしたことでセーフティカーが先導されることに。
これにより、終盤はトップを死守するベッテルと追い上げを見せるメルセデス2台による上位争いへと変化した。
だがドラマはまだ終わらない。ベッテルのトップこそ変わらなかったが、メルセデスの2台が失速や接触で後退。結果、レッドブル2台が代わって2－3位を手にした。
なお、ベッテルの勝利は第2戦マレーシア以来。
一方のマクラーレン･ホンダ。15位スタートのアロンソが好機に合わせてポジションアップ。5位フィニッシュを果たした。さらに16位スタートのバトンは、9位。ダブル入賞を達成している。

決勝結果（TOP6）
１．No. 5 S.ベッテル（フェラーリ）70Laps
２．No.26 D.クビアト（レッドブル）+15.748
３．No. 3 D.リカルド（レッドブル）+25.084
４．No.33 M.フェルスタッペン（トロロッソ）+44.251
５．No.14 F.アロンソ（マクラーレン）+49.079
６．No.44 L.ハミルトン（メルセデス）+52.025

９. No.22 J.バトン（マクラーレン）+67.028