首都高速道路　中央環状線横手トンネルにおける温度上昇抑制対策を実施

自動車業界情報 （2013/07/17）

首都高速道路株式会社は、高速中央環状線山手トンネルでは夏季にトンネル内温度が高くなることから、温度上昇抑制対策としてミスト噴霧を実施すると発表した。

山手トンネルはトンネル延長が長く、交通量も多いことから走行車両の排熱等により、夏季にはトンネル内温度が高くなるため、昨年は、外気を導入する換気運転とあわせ、内回りの富ヶ谷出口～大橋JCT間の200m区間で本線内にミスト噴霧を試験的に実施した。その結果、視界に支障となるような問題はなく、温度低下効果があることがわかった。

今年は、7月10日から9月末までの予定で、内回りの富ヶ谷出口～大橋JCTの200m区間に加え、7月12日から9月末日までの予定で外回りの西池袋出口～トンネル出口間の500m区間でも、ミスト噴霧を実施する。

同社では、「ミスト噴霧実施期間中は、トンネル上部より通行の妨げないならないように噴霧を行いますが、トンネル内の風の影響などで路面近くまでミストが下りてくる可能性があるので、今後とも規制速度を守って安全運転にて通行して下さい」と、呼びかけている。