SUPER GT第3戦･セパン、No.1 ウイダー HSV-010が今季初優勝

モータースポーツ情報 （2011/06/20）

6月19日、マレーシア･セパンサーキットにおいて、SUPER GT第3戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートを切った
No.1 ウイダー HSV-010（小暮卓史/L・デュバル組）が、独走態勢を築いて今季初優勝を果たした。
予選日までは例年ほどの暑さを感じることのなかったセパンだが、決勝日は朝から強い日差しが照りつけた。
加えて高湿度という特有の天候が戻り、厳しい戦いになることが予想された。
レースはスタート直後から1号車が頭ひとつ抜け出し、これを46号車が追う展開。暑いセパンでの一戦では例年相性が良いミシュランタイヤを武器に、追随した。
だが、逃げる1号車の速さは一向に衰えることなく、次第にひとり旅へ。結果、トップ2台に加え、3番手を走行していたNo.17 KEIHIN HSV-010（金石年弘/塚越広大組）もポジションキープ。
今回は、予選トップ3がそのまま決勝でも順位を変えることなくチェッカーを受けることになった。

一方、GT300では、練習の時点から好調だったNo.4 初音ミク グッドスマイル BMW（谷口信輝/番場琢組）が、他を寄せ付けない速さを武器に、完勝を果たしている。

■第3戦　決勝結果（GT500・トップ6およびGT300・トップ3）

・GT500
１．No. 1 ウイダー HSV-010（小暮卓史/L・デュバル組）　1:33’34.849
２．No.46 S Road MOLA GT-R（柳田真孝/R・クインタレッリ組）　+14.198
３．No.17 KEIHIN HSV-010（金石年弘/塚越広大組）　+32.487
４．No.24 ADVAN KONDO GT-R（安田裕信/B・ビルドハイム組）　+1’01.541
５．No.38 ZENT CERUMO SC430（立川祐路/平手晃平組）　+1’03.887
６．No.36 PETRONAS TOM’S SC430（A・ロッテラー/中嶋一貴組）　+1’06.762


・GT300
１．No.4 初音ミク グッドスマイル BMW（谷口信輝/番場琢組） 1:34’10.601
２．No.11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458（田中哲也/平中克幸組）　+0.776
３．No.27 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ（山岸大/山内英輝組） +46.432