ル･マン24H、2号車アウディが激戦を制し、頂点に立つ！

モータースポーツ情報 （2011/06/13）

終盤になってもなお、激しいポジション争いが続いた24時間の戦い。チェッカーを目前に最後のピットインでもプジョー対アウディの攻防戦が見られた。
途中、不意打ちのような雨も降り、コースコンディションが不安定になる中、暫定トップの2号車アウディと9号車プジョーの差は僅か15秒強。
ひと足先にアウディがピットインしたのを確認したかのようにプジョーがこれに続き、給油とタイヤ交換をしたアウディに対し、プジョーは給油のみで逆転の勝機を伺った。
だがしかし、アウディがピットロード出口に近いという利点を生かし、先にコースへの復帰に成功。そのまま押さえきり、アウディに勝利をもたらした。


■最終結果
・総合（TOP6）
１．No. 2　アウディR18 TDI（ファスラー/ロッテラー/トレルイエ組）　355Laps
２．No. 9　プジョー908（ラミー/ブルデー/パジェノー組）　+13.854
３．No. 8　プジョー908（モンタニー/サラザン/ミナシアン組）　+2Laps
４．No. 7　プジョー908（ジェネ/ヴルツ/デビッドソン組）　+4Laps
５．No.10 プジョー908 HDi FAP（ラピエール/デュバル/パニス組）　+16Laps
６．No.12 ローラB10 60・トヨタ（プロスト/ジャニ/ブリークモレン組）　+17Laps


・LMP2
１．No.41 ザイテックZ11SN・ニッサン（オジエ/キンバースミス/ロンバード組）　326Laps

・GTE Pro
１．No.73 コルベットC6 ZR1（ベレッタ/ミルナー/ガルシア組）　314Laps

・GTE Am
１．No.50 シボレー・コルベットC6 ZR1（ボーンハウザー/カナル/ガーデル組）　302Laps


（Text & Photo by Motoko SHIMAMURA）