総合比較 - インプレッサ (GRB) VS ランサーエボリューションX どっちを買うか? | 自動車・車買取/販売,中古車買い取り/査定やスポーツカー買取り/査定のGTNET
中古車買取/販売・中古車査定情報,中古車検索やスポーツカー買い取り/査定のGTNET

インプレッサ ( GRB・GRF ) ランサー (CZ4A) の総合比較

インプレッサとランサーのMT比較


Youtube動画

エンジン
ランサーエボリューションX (以下 エボX)は今までの名機4G63型エンジンから新世代の4B11型になったことによってよりアクセルレスポンスに優れ、低回転から強力なトルクを発揮し、レブリミットの7000回転まできっちりドライバーにパワー感を与える。エボX前期モデルのエンジン出力は280馬力(H21.10より300ps)。対するインプレッサWRX STI (以下 インプレッサ)は、初代から改良を続けているボクサーエンジンEJ20型を搭載し、エンジン出力は308馬力。レブリミットは8000回転とエボXよりも高回転型である。
コーナリング
エボXは、三菱独特の統合システム「S-AWC」の「ACD (アクティブ・センター・ディファレンシャル)」「AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)」といった電子デバイスで高いコーナリングスピードを実現する。その一方、インプレッサはボクサーエンジン搭載車だけが持つ低重心により、スムーズかつナチュラルなコーナリングを実現。エボXのコーナリングは、電子デバイスを使った独特の操作性があり、慣れるまでは違和感を感じることもあるが、使いこなせれば高い速度のコーナリングを可能とする。ただ、全体的には運動性能に優れる低重心のインプレッサがコーナリングに優れている。
ミッション
エボXは今時珍しい5速。インプレッサは6速MTを使用している。エボXの5速はかなりクロスレンジになっており、街中やサーキット走行でも十分な変速数である。ただ、スポーツモデルのクルマで6速は欲しいという点では、インプレッサの6速MTに軍配が上がる。軽快なシフトチェンジやショートストロークシフトなところは、両車とも満足のいくレベルである。

インプレッサとランサーのAT比較


Youtube動画

エンジン
エボXはMTとAT、TC-SST車のエンジンの違いはなく、TC-SSTが持つスムーズかつ素早いシフトチェンジで容易に4B11型エンジンのパフォーマンスを引き出す事ができる。対するインプレッサ WRX STI A-Line(以下 A-Line)はEJ20型エンジンではなく北米で採用されている一回り大きい2.5LのEJ25エンジンを搭載する。0.5Lの余裕は全回転域でのパワフルかつ厚いトルク域を生み出してより乗りやすくなっている。
コーナリング
エボXはタイヤや車体の性能差もあるがMTとATでのコーナリング性能の違いは基本的には無い。A-Lineは6MTのスパルタンな足回りから、長時間のドライビングや街乗り、ワインディングでも快適かつスポーティーな味付けになっている。姿勢制御システムであるVDCを完全にOFFにすることができないので、サーキット走行では不向きと言わざるを得ない。
ミッション
AT車最大のポイントはミッション。エボXに搭載されているミッションはツインクラッチ式のセミオートマミッション「TC-SST」だ。人間が行うシフトスピードよりも遥かに早くかつスムーズである。しかもMTよりも燃費に優れるといううれしいおまけ付き。またドライビングするシチュエーションにあわせてシフトスピードの変更も可能。サーキット走行も十分にこなしてくれる。一方のA-Lineは、一般的なAT車と同じトルクコンバーター式を採用しているため、シフトスピードではSSTに劣る。シフトチェンジでのエンジン回転を合わせるブリッピング機能は、エボXよりも劣るが搭載されている。サーキットには不向きであるが、日常生活やワインディングでのドライビングであれば十分に楽しめるであろう。

インプレッサとランサーの比較(AT/MT共通)

車内空間・ラゲッジスペース
車内空間ではハッチバックボディを採用した事によって室内の高さに余裕があるインプレッサが快適性で一歩リードしている。工具やスペアパーツ、サーキットに必要なヘルメットなどの装備品を収納するラゲッジスペースはどちらも広々としているので使い勝手は良さそうだ。またインプレッサは後部座席を倒す事が可能なので大きな荷物、例えば自転車などにも対応することが可能だ。エボXは奥行きではインプレッサには及ばないが、横幅に余裕があるので日常生活でも十分対応可能だ。
車体サイズ・デザイン
エボXは先代に比べて、乗りやすさ、実用性を重視し若干大柄になった。大型のリアウイングを装着しているが、後方視認性に問題は無かった。一方のインプレッサは、当時WRC(世界ラリー選手権)を多く開催している欧州からの要望でハッチバックボディとなった。日本でも実用性の高さから人気を博した。しかしセダンタイプを望む声から後にセダンも追加され、セダンタイプを好む人はエボX、インプレッサという選択肢があるが、ハッチバックボディで4WD 2Lターボはインプレッサ以外にない。

車/中古車買取査定TOPへ > 新車特集記事 > インプレッサ (GRB) VS ランサーエボリューションX どっちを買うか? > 総合比較
■無料査定 GTNETではこれまでの実績をもとにスポーツカーの高価買取を行います。
GTNETでは、新車・中古車・スポーツカー・スーパーカーなど様々な種類の車の販売・買取・査定・下取りなどを行っています。
◆中古車販売検索TOP
◆スポーツカー無料査定申込
◆新車情報
◆GTNET店舗検索
◆車/中古車買取・査定TOPへ

Copyright(C) 2008-2016 GTNET.inc All rights reserved.