1000円ばかりが取り上げられている高速料金だが、決して慌てないで欲しい。
というのも、首都高速や阪神高速といった都市高速道路や、大都市近郊区間や特別な道路など、乗り放題が適用外となるルートが存在するからだ。
さて、このGTNET家の会話。ETC搭載車のクルマで静岡・御殿場まで高速道路を利用するといったいいくらになるのか?
(家族は乗用車を所有し、自宅の最寄インターチェンジは仙台宮城IC。移動は日曜日の朝と仮定する)
高速料金を算出するには、高速道路情報サイトの利用がオススメ。なかでも、NEXCO東日本が運営する、全国の高速道路情報サイト「ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ」が便利。ただし、新しいETC割引に対応した料金検索システムは、今月28日以降、確認することができる。
サイトが見つかれば、使い方はカンタン。出発と到着のIC名を入力するだけ。あと細かな設定として、通行時間帯などを入力すれば、さらに詳しく料金を調べることができる。
ETCを搭載するクルマで、GTNET家が日曜の早朝に自宅を出発。
合計9,700円 (驪はETC割引対象時間外、麗対象外、黎休日昼間割引で、通常料金から¥700引き)
仙台宮城(東北自動車道)
↓ ¥7,200 驪
川口JCT(首都高速・川口線→中央環状線→池袋線→都心環状線→渋谷線)
↓ ¥700 麗
東京(東名高速)
↓ ¥1,800 黎
御殿場
合計3,950円 (驪は東北道¥1,000+東京近郊区間分として加須IC~川口JCTの¥700、麗休日割引¥500、黎東名高速は東京近郊区間分として東京IC~厚木ICの¥750+¥1,000)
仙台宮城(東北自動車道)
↓ ¥1,700 驪
川口JCT(首都高速・川口線→中央環状線→池袋線→都心環状線→渋谷線)
↓ ¥500 麗
東京(東名高速)
↓ ¥1,750 黎
御殿場
合計2,950円 (驪は東北道¥1,000+東京近郊区間分として加須IC~川口JCTの¥700、麗休日割引¥500、黎東名高速は東京近郊区間分として東京IC~厚木ICの¥750のみ)
仙台宮城(東北自動車道)
↓ ¥1,700 驪
川口JCT(首都高速・川口線→中央環状線→池袋線→都心環状線→渋谷線)
↓ ¥500 麗
東京(東名高速)
↓ ¥750 黎(※驪で、上限の¥1,000を徴収済みと認識され、近郊区間分のみの支払いとなる)
御殿場
28日から値下げがスタートするものの、システム調整の遅れによって、東京、大阪の大都市圏内の高速道を利用すると、
上限1,000円とする地方部での料金が、実質2回徴収されてしまう。残念ながら、一度徴収されたものが返還されることはないので、注意が必要だ。
ただし、ゴールデンウィークを前にした4月下旬には、システム調整も終了する予定。よって、地方部での料金は、途中の乗り継ぎをはさんでも、晴れて一律1,000円での利用が可能となる。
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