独特のエンジンとして知る人ぞ知る存在であるのが、水平対向エンジン。ずばり、スバルの名を挙げずにはいられない。同社では理想のパワーユニットのひとつとしてこの水平対向エンジンを搭載している。クランクシャフトを中心にピストンが左右水平に向かい合っている、つまり対向しているエンジンで、左右のバランスに優れ、低重心を確保している。別名、ボクサーエンジンとも呼ばれているのだが、これは、左右対称に並んだシリンダーの動きがまるでボクサーの繰り出すパンチのように見えるためだ。国産ではスバル、外国車ではポルシェが現行車として存在する。
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