英語で書くと、close ratio transmission。各ギアのレシオ(比)の間隔が狭いトランスミッションを指す。通常、ノーマルのギア比が設定された一般車では、シフトアップやダウンのときにエンジンの回転数が大きく下がってしまう。クロスミッションを搭載した場合は、パワーバンドが非常に狭く、スピードを落とさずエンジンパワーを有効に使うことができるので、高回転型のセッティングを行うレーシングカーでは必需品といえる。