憧れの1台かどうかは個人の価値観によって異なるために一概にはいえないが、「超」がつく高級車であることは確か。もともと日本ではまだ自動車が珍しかった明治時代、ドイツでマイバッハというエンジン製造会社が発売していた。のちにダイムラー・クライスラーが傘下に収め(当時はダイムラー・ベンツ)、復活を果たしたのが2002年のこと。世界の富豪、石油王はもちろん、クルマ好きの芸能人も所有するオーダーメイドカーだが、4、5000万といわれるその価格のせいで「走る住宅」と揶揄する声もある。